CASE導入事例
【製造業】生産管理・指示ツールのWebシステム化
製造業:T社(1200名)
Microsoft社の「データベース管理ソフト・Access」にて作成したツールにて、工場間の生産管理や生産指示を運用されていましたが、知見を持ったIT担当者の退職に伴い、改修や不具合発生時の復旧が出来なくなるかもしれないという運用リスクが発生しました。
また、年々新製品が出てくる中でのデータ量増加に伴い、ツールの稼働遅延も発生していたため、これを機に運用リスク低減とパフォーマンス向上を狙い、システムを一新したいというご相談を頂きました。
※お客様との秘密保持契約に基づき、社名の公表は不可となります。また、本事例に使用している画像はイメージであり、実際のお客様環境とは関係ございません。
見た目はそのままに使い勝手の向上を!
Webシステム化を検討するにあたり「使用する現場の人間はITに詳しくない」「これまで使いなれたツールからの大幅変更による稼働損失は避けたい」とのご要望を受け、「画面上の見た目はそのまま」に、しかし「クラウド上のデータベースを元に動くWebシステム」の実現を目指すこととなりました。
新製品追加にも対応できる安心したサーバー環境を!
既存ツールでの運用課題は、IT担当者退社に伴う不具合発生時への備えに加え、追加される新製品の生産管理データ増に伴う、レスポンス遅延の傾向も出ありました。その課題に対応すべく、信頼性の高いAWSクラウド上に構築するご提案を行い、将来のデータ増への備えを実現しました。
違和感やタイムロスなく、すぐに新システムの活用を!
お客様、特に実際にシステムを扱う現場の方からは「見た目はそのまま」である事に高い評価を頂きました。加えて、レスポンス遅延のストレスも解消され、より快適な生産管理や工場連携が出来るようになったとの評価も頂き、課題解決に貢献する事ができました。
お客様の声
・従来のシステムと見た目が一緒なので工場側でも直ぐに使えて助かった。
・システム入れ替え時によくある、慣れるまでのタイムロスが無かった。
・「重さ」が無くサクサク動く。
・復旧マニュアルも作成してもらい、属人化が解消された。
お客様の今後の構想
お客様は、今回のWebシステム化を通じ「何となくのイメージだった業務フローが、可視化され明確化された事も良かった」ともおっしゃられました。今後は、可視化されたフローを元に、処理の自動化を進めたいご意向をお持ちで、加速する市場の人材不足課題にも取り組んでいきたいとの構想を抱かれています。